当社は、東京都青梅商工会議所主催の介護士交流会をきっかけに昇降テーブルの試作、介護施設での試用、現場の声の収集を幾度となく繰り返して「らくらくテーブル」を開発致しました。
施設様のご要望の声と実際に使用して頂いた声をご紹介します。
らくらくテーブル導入施設様インタビュー その1
茨城県
社会福祉法人 正和会
特別養護老人ホーム 成華園
課長 岸田卓也様
らくらくテーブル(個別昇降テーブル)は
何故必要でしたか?
身長、座高の高さは個人によって様々ですので
画一的な高さが調節できないテーブルですと食べづらい姿勢で
食事をしていただくことになってしまいます。
一人ひとりにあった高さに設定できる個別昇降テーブルは
老人施設には必要なものであると考えています。
らくらくテーブルを使用して何か変化がありましたか?
(特に改善された点)
テーブルの高さ調整することで、食事を自分で食べれるようになった
ご利用者様がいます。自立支援を目標に支援している私達にとって、
とても感動的でした。
ご家族もご自身で食べている姿を見て、大変喜ばれ、「当施設に入所
出来てよかったです。」とお話を頂く機会に繋がっています。
自立支援のアイデアとして、天板の穴あけカットの有効性を提案し、
オプションで全テーブルに施しています。
ご利用者様が車イスから家具イスに楽に移乗が行え、残存機能の維持・向上に繋がり、生活リハビリへの提案ができるようになっています。
今後、介護現場のテーブルにおける必要な要素は何でしょうか。
今後も、小柄な方から大柄な方まで高さ調整が可能(昇降機能付きのテーブル)となるテーブルは必須になってくると
思います。
一人ひとりの占有スペースを確保しつつ、限られた職員数でご利用者様の見守りをするということは、本当に大変な事です。
今回、当園で導入した正方形テーブルは、テーブルスペースが分けられており、且つ、サイズがコンパクトであることから、導入を決めました。
例えば、ご利用者様が隣のテーブルの食事を食べてしまうというケースにも対応が出来るようになり、様々なリスク回避に繋がっていきます。より重度化してくる特別養護老人ホームにおいて、様々な場面と用途に応じたテーブルが今後も必要不可欠になってくると考えております。
御施設様では、どのようなケアに一番力を入れていますか。
私たちは、ご利用者様と個別的な関わりや、皆様の為に何かをしたい、という思いがあります。
お一人お一人の生活に向き合って支援させて頂くのが強みです。
これからも変わらず、画一的ではなく、ご利用者様にあったケアを提供させて頂きます。